【観戦レポート】第23回中学選手権準決勝 VS 関西学院中学部

 

【試合レポート】池田ワイルドボアーズ、関学中に惜敗

           ──緊迫の準決勝、涙のラストプレー

615日、中学選手権準決勝が関西学院大学上ヶ原第3フィールドで行われ、我らが池田ワイルドボアーズが強豪・関西学院中学部ジュニア・ファイターズと対戦しました。
結果は69。わずか3点差、最後の最後まで勝敗の行方がわからない、まさに名勝負でした。










激しいディフェンス合戦で始まった前半

試合はボアーズのリターンでキックオフ。両チームともにディフェンスが奮闘し、第1Qは互いにパントの応酬。

均衡を破ったのは第2Q、ボアーズオフェンスが火を吹きました。#3エイタロウへのロングパスに続いて、スペシャルプレーで一気に敵陣20ヤードへ。#11ダイスケへの決定的なパスで先制タッチダウン!惜しくもキックは失敗しましたが、60とリードを奪います。

関学中の反撃を受けるも、#66トウワの鋭いQBサック、#55カナメの見事なランストップなど、ボアーズ守備陣が前半を支配。特にカナメのプレーは「これぞ魂のディフェンス!」と感じる好守でした。

































後半も一進一退、そして運命の第4Q

後半、関学中がじわじわと反撃。敵陣10ヤードまで迫るも、#66トウワのパスカットや#10リョウスケの好守でTDは許さず。スコアは動かず、緊張感が高まったまま最終Qへ。

そして第4Q、関学中がミドルパスからのショートパスで同点タッチダウン(66)。逆転キックはスナップミスで失敗し、試合は振り出しに戻ります。

勝ち越しを狙うボアーズでしたが、関学中DLの圧力に攻撃が出ずパントに追い込まれると、逆にロングパスを決められ、敵陣5ヤードへ。ディフェンスが4thダウンまで粘るも、痛恨のFG69と逆転されてしまいます。










■ #8ユイトのラストリターンに沸いたスタンド

残り時間わずか。ボアーズは最後の望みをかけてキックオフリターンへ。#8ユイトが左サイドを駆け上がる大リターン!スタンドから大歓声が上がるも、あと一歩届かず、無情のタイムアップ。

悔し涙を流す選手たち。その姿に、胸が熱くなりました。

選手たちへ、そして次のシーズンへ

試合後、特に印象に残ったのは#61カズマル。試合中ずっと声を張り上げ、仲間を鼓舞し続けたその姿勢には、スポーツマンシップの真髄を見た気がしました。



惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、この経験は必ず次につながるはず。
夏合宿を経て、さらに強くなったボアーズが秋のシーズンでリベンジを果たし、日本一を目指して帰ってくる日を、心から楽しみにしています!

📣 池田ワイルドボアーズ、よく戦った!そしてありがとう!

秋は必ずリベンジだ!  🏈🏈


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