【観戦レポート】2025年チェスナットリーグ第一節VS OSAKAマーヴィーズ

 

池田ワイルドボアーズ

バンタムクラス 秋季初戦レポート

921日、MKタクシーフィールドエキスポにて秋のシーズン初戦が行われた。相手は歴史と伝統を誇るマーヴィーズ。両チームとも初戦ということもあり、試合前のハドルには緊張の色が濃く漂っていた。


 


立ち上がりは両チーム硬さ残る展開

前半、レシーブを選んだボアーズは、#3 エイタロウのビッグリターンで一気に敵陣20ヤード付近まで前進。幸先の良いスタートを切ったものの、マーヴィーズディフェンスが踏ん張りフレッシュ獲得ならず。ボアーズはFGを選択するが、緊張からかキックは外れ先制ならず。

 

続くマーヴィーズの攻撃では、QBのショートパスを#10 リョウスケが見事にインターセプト。絶好の敵陣20ヤードから攻撃権を得る。#8 ユイトのオープンランでゴール前5ヤードまで迫り、#1 の気迫あふれるブロックも光ったが、ここもTDには至らず。再度FGを選択し、#5 シュウがこれを確実に決め待望の先制点。両チーム硬さが残る展開のまま、1Q3-0で終了した。

 

ディフェンス堅守で流れを掌握

2Qに入ると、ボアーズは敵陣35ヤードからの攻撃で#1 ユウタロウへのパスが決まりTD。キックも成功し10-0とリードを広げる。緊張も解けたのか続くシリーズでもTDを追加し、前半を17-0で折り返した。殊勲はディフェンス陣。マーヴィーズを前半ノンフレッシュに抑える堅守で、流れをしっかりと掴んだ。



 







後半戦 DLトウマの珍しいTDで一気に突き放す

後半も勢いは止まらない。#8 ユイトが相手のファンブルを誘い、そのボールを#58 トウマが敵陣エンドゾーン内でリカバー。そのままTDとなる珍しいDLの得点シーンが生まれ、会場は大歓声に包まれた。その後も攻守で圧倒し、最終スコア30-0の快勝を収めた。

 

多彩なビッグプレーが続出



#11 ダイスケのインターセプト、#32 ソウのロングリターンを伴うインターセプト、#2アズサのインターセプト、#4 トラノスケのTDパスなど、多くのメンバーがビッグプレーを披露。特に#32 ソウと#2アズサは練習を重ねてきたパスディフェンスの成果を試合で見事に見せてくれた。

 






フレッシュマン『#51ヒビキ』、ついにデビュー

そして注目すべきは、#51 フレッシュマンのヒビキの初出場。アメフト未経験ながら夏の厳しい練習を乗り越え、この日ついに実戦の舞台に立った。

試合後に「スクリメージの景色が今でも目に焼き付いている」と興奮気味に語っていた。



フレッシュマンが着実に成長し、次々と戦力となっていくことこそ、池田ワイルドボアーズの大きな強みである。この勢いのまま、さらなる研鑽を積み、日本一へと突き進んでほしい。

Reported by J.Hiragi 

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